代表戦第2戦の開始
東都と西都の代表戦の3戦中2戦目となる万丈龍我(仮面ライダークローズ)VS鷲尾風(リモコンブロス)の戦いが始まる。
しかしリモコンブロスに変身するはずった鷲尾風はヘルブロスという兄弟が合体したものに変身してしまった。
ヘルブロスは難波重工の会長が用意した隠し玉だった。
万丈龍我は「誰が相手だろうと関係ねぇ」とつぶやき仮面ライダークローズに変身する。「今の俺は負ける気がしねぇ!」と叫ぶとクローズとヘルブロスの戦いが始まる。
龍我と一海が戦う理由
負けるわけにはいかないという万丈龍我の回想シーン。
代表選に向けハザードレベルを上げるために練習試合を繰り広げていた頃の龍我と一海がカフェナシタで語り合っている。一海が戦う理由は「国のため」だという。三羽ガラスやその家族や仲間を食わせていくために戦っていると話す一海に、龍我は「お前もあいつと一緒で自分以外の誰かのために戦うのか」という。
龍我は自分が信じたやつや自分を信じてくれたやつのためにしか戦えないという。
見ず知らずの他人のためにあれだけ戦うなんて俺にはできないと一海も龍我に同調する。
自分のせいで戦争が起きたと責任感を感じている戦兎のためにも自分が戦争を終わらせる、これ以上戦兎を苦しませるわけにはいかないと決意を固くする龍我。
ヘルブロスに騙されて負けてしまうクローズ
場面は再び代表戦の会場に戻る。
思いの強さで強くなったクローズはヘルブロスを圧倒していく。劣勢になったヘルブロスは「弟の命がかかっているので負けるわけにはいかない」と情に訴える作戦に出た。ヘルブロスが負けたら西都政府に拘束されている弟の鷲尾雷が始末されるという話を真に受けたクローズはヘルブロスに攻撃できなくなり、劣勢に追い込まれてしまう。
ついには変身解除され負けてしまった仮面ライダークローズだったが、ヘルブロスの勝利確定後に代表戦会場に現れたのは西都政府に拘束されていたはずの弟、鷲尾雷だった。クローズはヘルブロスの作り話に騙されてしまったのだ。
盗まれたビルドの新アイテムデータが難波重工に渡る
2回戦終了後の西都首相と難波会長の控室に滝川紗羽が到着する。紗羽はビルドのアジトから盗んだ新しい強化アイテムのデータを難波重工会長に手渡す。
データはただちに内海に手渡され、第3戦で戦うローグのスクラッシュドライバーに転送された。
難波会長に「約束を守って頂けますか?」と訊く滝川紗羽。
3回戦:桐生戦兎(仮面ライダービルド)VS氷室幻徳(仮面ライダーローグ)
万丈龍我の分まで勝つつもりの桐生戦兎と「大義の元に目の前の相手を打ちのめす」という氷室玄徳の戦いが始まる。
戦兎はラビットタンクスパークリングフォームで戦い始めるが、幻徳は「葛城はライダーシステムが戦争を生み出すことを知っていて開発した」と話してビルドの心を揺さぶる作戦に出る。
動揺する戦兎だったが、もし葛城が悪魔の科学者だったとしても、今の自分がそれを終わらせると断言してローグと戦うが、ローグに倒されて3本のフルボトルを奪われてしまう。
新アイテムでラビットラビットフォームに変身
戦兎の回想シーン。万丈龍我にかつて言われた、「誰かのために戦えるのは葛城巧でも佐藤太郎でもない、桐生戦兎だけだろうが!」という言葉を思い出した戦兎。
皆の思いを受けて正義のためにライダーシステムを使ってきたことを思い出し、葛城巧を超えてみせると立ち上がる戦兎。
新アイテムを取り出すとラビットラビットフォームに変身した。新アイテムのおかげで自我を失うことなくハザードフォームの時と同じ強さを発揮できるようになった戦兎は、ローグとの戦いを優勢に進めていく。
ラビットラビットフォームのビルドが繰り出したフィニッシュ技によって場外に蹴りだされたローグ。しかし、場外でも戦闘は続行されるルールだ。その頃西都と難波重工の控室では内海がラビットラビットフォームの攻略データをインプット完了していた。
余興は終わったようだなとほくそ笑む難波会長。
次回予告
次回第28話「天才がタンクでやってくる」
戦兎「完璧に読まれてる…ッ」
美空「なんで?」
紗羽「わたしがデータを渡したからよ」
紗羽を平手打ちにする美空
スターク「君は用済みというわけだ」
紗羽「さようなら」
感想
紗羽さんから一海に電話がかかってきて一海が雑居ビル?の中に消えていった部分が第27話の中で回収されてないので次回が気になりますね!
次回予告での紗羽さんの「さようなら」も気になります。このまま難波重工のスパイとして死ぬのか、改心してビルドの仲間になるのかの2択だと思うんですけど後者だといいなぁ~。
次回、ビルドがローグとどう戦って勝利するのかが楽しみです。(勝利することに決めつけてる)
前回(第26話)のあらすじと感想はこちら!