2018年2月7日21時~22時の間に行われた、People In The BoxのSNS公開インタビュー。
Twitterで波多野裕文が、そしてInstagram Liveで山口大吾と福井健太がリスナーからの質問に直接答えるという形式で行われたこの公開インタビュー、タイムラインの波に流されて消えていくにはあまりにも惜しい、素晴らしい内容だったので、ここにまとめておきます。
Instagram Live編(山口大吾、福井健太)
まずInstagram Liveでは山口さんと福井さんがお菓子やノンアルコールビールを飲みながらユルい感じでリスナーからの質問に答えていました。
Instagram Liveのアーカイブ保管期間が1日のみということで、流れて行ってしまうには惜しい内容だったので可能な限り質問部分中心に書き留めておきたいと思います。
※すべての質問と回答は聞き取れておらず抜け・漏れはあると思います。
※語尾等は正確な書き起こしではなく、意訳でまとめている部分が多いです。
前半
リスナー:節分に恵方巻を食べましたか?
山口:恵方巻を食べた。母親のところに行ったので4個400円ぐらいの恵方巻を買った。
リスナー:今日何を食べましたか?
山口:さっきラーメン食べに行きましたね
福井:ラーメン食べたね
リスナー:モニターではどんな音?
山口:僕イヤモニしてるけど基本的に健太のコーラス以外全部返してますよ。(健太のコーラスは)邪魔だから
福井:ひでぇ言い方だな
リスナー:波多野さんは?
山口:波多野くんは他のところでやってますよ~
リスナー:主人はTwitter見てます
山口:夫婦ですかね?夫婦じゃなかったら逆にヤバいですねww
リスナー:飲酒ですか?
山口:僕運転あるから今アルコールフリー飲んでます
リスナー:夜戦が好きです
山口:夜戦長くない?夜戦5分ぐらいあるけど3分ぐらいで聴きたくない?僕3分のカップラーメン2分半で食べる人なんで5分の曲3分で聴きたいなと思って
福井:すげーわかる気がするw
山口:波多野ちゃん「これ無理だな」って(Twitterで)言ってるけどwウケるw
山口:気長に待ってください。波多野くんPCじゃなくてiPhoneとかで普通に打ってる可能性あるんで。
山口:後で電話してみましょうかw
福井:電話インタビューwww
山口:そっちどんな感じ?っていうw
山口:(波多野さんのTwitter)「これ無理だな」以降何も(ツイートが)上がってきませんけどねwww
ここで波多野さんから大吾マンのスマホに着信
山口:波多野ちゃん電話かかってきましたね!
波多野:これね、これ無理だね
山口:どうした?どうした?どうした?
波多野:やっぱ一個一個の質問が濃くて時間がかかるね
山口:時間がかかるから気長に、っていうのはこっち(インスタLIVE)でも言ってる
波多野:僕も聞きながらやってたけど聴きながらだと無理だねw一応がんばりまーす
この通話の中でTwitter側はハッシュタグ「#kodomorengou」を付けることが決まりました。
中盤
再びリスナーからの質問を拾い始めるインスタLIVEのスタジオ。
リスナー:(編者注:質問拾えませんでした)
福井:今日は家でチャーハン食べました
リスナー:今回のアルバムの中で一番苦労した曲は?
山口:単純に一番時間がかかったのは世界陸上。録音されてるスネアの音の中で一番スネアの音が高い、というところを目指していたのでテイクを重ねるにつれて耳がやられていってピッチ感がわからなくなっていった。世界陸上とかあんな曲もうやりたくないですよ
福井:さっきからひでえな
福井:僕も世界陸上Aメロのチョッパーとか結構難しかった。ハンマリング、プリングの連続で
山口:君の場合それ以前の問題として弾けてないし
福井:ひでぇな
山口:ドラムのリズムパターンだけで1時間半使ってスタミナも切れてくるしどんどん耳もやられてくる。左耳の聞こえがちょっと悪い気がして大変だった
リスナー:福井さんのグルメの話が聞きたいです
福井:グルメの話?なんすかねグルメの話って
リスナー:2人は波多野さんの歌詞をどう感じてますか?
山口:ちょいちょいいろいろな媒体でコメントしてるんだけど彼の歌詞は字が並ぶと綺麗。意味と言うよりは絵を眺めているような感覚のほうが強い。Things Discoveredの初回盤に詩集がついていた。あの詩集は縦書きだったが、縦のほうが波多野君の詩は綺麗だと思う。タイトルの意味とかは野暮なので訊かない。
リスナー:レコーディングで飛び道具的な楽器を使ったりしましたか?
山口:何を持って飛び道具とするのか…
スタッフ:例えばライブで使ってるの以外
山口:それならいっぱいある。合わせシンバルとか。スティックもマレットを使ったりする。それが飛び道具なのかはわからないけど。
福井:僕はバイオリンベースを使った。ポールマッカートニーが使ってるようなやつ。割とうまく録音できた。(使用曲は電波状態が悪くて聞き取れず)
リスナー:夜戦の高い金物っぽい音が好きです。
山口:あれはお寺の鐘の1/1000ぐらいの大きさの鐘でチーンしている。何という名前か分からない。ジャパンパーカッションセンター(JPC)に売ってるので行ってください。アコースティックライブでもチーンしたかも。
〜この後「アコースティックでチーン」が面白くてツボにハマってしばらく爆笑しているスタジオ〜
リスナー:福井さんベース何本持ってますか?
福井:今少ないほうですよ。7本です。
リスナー:曲作りの軸となっている物は?
山口:誰が先に持ってきたかというのも重要だが、持ってくる人の楽器が最初に飛び込んでくるようなアレンジの状態で来るのでそこが軸になるのではないかと思う。例えばギターリフから作った曲ならリフからインスピレーションを得る。
リスナー:大吾さん作曲は無限会社以外にもありますか?
山口:デヴィルズ&モンキーズかな。ほとんどの曲は今回リズムパターンから始まった曲が多い。「ドラムから作っていい?」という感じで。かみさまとかはギターと歌がある程度できている状態からドラムをアレンジした。
後半
~ここでスタッフから福井と山口に歌舞伎揚げが投げ込まれる。歌舞伎揚とハッピーターンはPeopleのレコーディングにおいてマストアイテム。~
リスナー:新しい楽器をやるなら何をやりたいか
福井:和楽器をおごそかに一人でやりたい。
山口:僕の場合楽器じゃないものも楽器にすることが好きだからあんまりこれという感じで探してはいない。ただ音楽制作をしない限りは楽器じゃないものを楽器にする機会もないので音楽制作をしていって世の中にない楽器を作る楽しさは失いたくない。楽しかったらなんでもいい。
リスナー:ドラムとベースを始めたきっかけはなんですか?
山口:僕は結構いろいろ答えてるから
福井:僕はベースを始めたきっかけはGLAYのJIROちゃん
山口:ちゃん!?
福井:ファンだから
リスナー:レインスティックと言う楽器おススメです
山口:レインスティックって何だろう
スタッフ:あの竹みたいなやつじゃないですかね
山口:僕んちそういう変な楽器いっぱいある。レインスティック作れそうだよね。物販でレインスティック売る?
福井:小さい打楽器売るのいいですね
山口:うるっせーなw
(グッズつながりで話がふくらんで)
山口:使わなくなったスティックを捨てるのがもったいないので加工してキーホルダーとかできたらいいなとは思っている。そういうの出たら欲しいですか?(リスナーへ投げかけ)
リスナー:ほしいという声多数
山口:加工するのは僕ですからね。サンダー買って…時間ないですよね!?「いらないスティックあげるから家で削って」っていうんならできますね。要らないスティックを売るっていうwあくどいww
編者注:サンダーとは、電動工具の先に紙やすりなどが付いていて、木を削ることができる工具です。
リスナー:デヴィルズ&モンキーズはきみは考えを変えたと同じメロディーが流れてますか?
山口:僕気付かなかったけどそう聞こえたのかな
~Twitterでの波多野によるQAを読み上げる福井~
「世界陸上」のピアノのリフとリズムパターンは福井が持ってきたものです。レコーディングの時に僕と山口でリズムパターンをあらためて解析している時、コントロールルームのソファーでふんぞり返ってこちらをみている福井を見て、彼はとんでもないサディストだと思いました。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
山口:僕は単純に「この人は興味がないんだろうな」と思ってました
福井:ひでえな!さっきからw
リスナー:ライブの照明について
山口:照明については完全にスタッフにお任せしている。ステージに立っている側は何色に照らされているとかわからないが、いい感じになってると思う。
リスナー:シュールレアリスムを意識していますか?
山口:意識してるように聞こえてるのかな。意識してるー!って感じじゃないけど。波多野ちゃんはどうなんでしょうね。
リスナー:バンジョーなどを使っていますがどのようなきっかけで多国籍な楽器を取り入れていますか
山口:こういう音があると面白いな、というところは根本的にあると思う。
リスナー:報いの一日ではマイクを遠くに配置したとラジオで言っていたが、他にも特殊環境下で録音したものはあるか。
山口:ドラムに関して言えばかなりデッドな環境でとった。極力マイクは少なめ。
リスナー:町Aのモチーフになった都市はあるのか
山口:モチーフがあるかどうかはわからないが町Aが好きと言う人は自分の周りにも多い。
リスナー:カラオケについて
山口:僕、聖者たちとか歌いますよ。
福井:一緒に歌った人による。はじまりの国を歌ったりする。
山口:それでは歌ってもらいましょう!
福井:アカペラ?w
山口:大丈夫、僕全然聞かないからw
リスナー:アルバム収録曲のうち、ライブから一番変わった曲は?
山口:夜戦は変わった。Cut Fiveにも収録されているが、構成が全然変わっている。歌詞とかが一番変わってる。曲の構成が変わるのにつれて歌詞も変わっていった。
福井:Cut Fiveを聴きなおすと面白いかもしれない。
終盤
リスナー:ライブ前は何してますか?
福井:大ちゃんストレッチしてるよね?
山口:ストレッチする。
福井:ヨーガみたいな?
山口:ストレッチ。
リスナー:ライブ緊張しますか?
山口:緊張しますよ
福井:しますよ
山口:緊張しない人がいたらその人はナメてると思いますね。人前に立つのって怖くない?いろんな人がそういうストレスから病気になるのとか全然理解できますからね。我々も結構ギリギリのところでやってます。
リスナー:野音でピープル見たいです
山口:野音って21時まで?
スタッフ:土日祝だけで抽選。
~野音ライブの倍率高すぎでやりたいアーティストが全員できるわけではないという話~
福井:ほかにPeople見たい場所ありますか?
リスナー:教会・聖堂
山口:People教会似合いますか?普通のおじさんですよ?THE NOVEMBERSとかはやってましたけど彼らはカッコイイですからね。我々は似合わないんじゃないかと思いますけど。
~山口のMC論:僕はMCをし始めた時からみんなが「このMCいらない」とかそういう感想を抱くことは想定済みでやってるから大丈夫だけど、みんなは絶対にあのMCいらないとかもっと短くしろよとか思ってると思う~
山口:Cut Fourとか見るとMCで30分ぐらいしゃべってるんですよ。さすがにね、そういうのは反省してます
スタッフ:MCはいつからあの感じだった?
山口:Ghost Appleをリリースする直前ぐらい。僕がしゃべり始めたのがFrog Queenぐらいだった。
スタッフ:Ghost Appleツアーのリピートアフターミーのフリが何だったか覚えてる?
山口:覚えてないけど言わなくていいですw
リスナー:ヒーハー!
山口:もう本家がヒーハー言ってないし!
リスナー:CDの曲順・ライブのセットリストはどうやって決めている?
山口:CDの曲順は曲調が第一にあって、曲調と歌詞は切り離すことは出来ないので、歌詞が9割がた決まってきた頃に波多野ちゃんが曲順を決めることが多い。全体的に曲調だけで仮組したりする。ライブの曲順はほぼ最近僕が決めてる。たたき台をメンバーに投げて、やりたい曲あればやります?みたいな。基本的に僕が考えてる
リスナー:Kodomo Rengouで一番難産だった曲は?
山口:世界陸上。音作りとかそんな悩まない。最近はパッと出来るようになってきた。狙っている音と言うのがちゃんとある。
リスナー:シンバルはどのように使い分けていますか?
山口:ピッチ。あと広がりかな。
リスナー:Kodomo Rengouで一番最初にできた曲は?
山口:夜戦か眼球都市か動物になりたい、あ、動物になりたいかな。あれは波多野君がほぼ出来上がってる状態で持ってきて。
リスナー:CDの盤面のデザインがストライプだったのでビックリしました。
山口:僕も新鮮でしたよあれ出来た時。波多野君とデザイナーのやり取りをメールのCCで見てたけど新鮮だった。
リスナー:ストライプの服は着ますか?
山口:着ない。昔持ってたけど。ストライプと言えばスリーピーの成山さん。家のパジャマとかどうなってるのか気になる。あとパンツとか。あとでLINEしておきますね。
山口:ストライプとボーダーって違う?
(ストライプは縦でボーダーは横)
山口:じゃあ成山さんはボーダーだ。成山さんをネタにしちゃったなぁw
リスナー:コーラスしながら演奏すると息切れしますか?
山口:します!
リスナー:TOMOEやってほしいです
山口:やりたいです!
リスナー:最近好きなドラマーは?
山口:PONTAさんずっと好きです!
リスナー:ピープル新メンバー募集中?
山口:新メンバー募集してないし!
リスナー:小さいハコでやってほしいです
山口:小さいハコ全然やっとるし!
リスナー:またちょこちょこインスタLIVEやろうと思ってる
山口:もうおじさんたちも寝ます
山口:今回は波多野君お疲れ様ですよ
インスタライブの枠が1時間ちょうどということで、時間に合わせてバイバーイという感じで番組終了していました。
Twitter編(波多野裕文)
そして波多野さんのTwitter編です。
こちらもタイムラインに流されて散逸してしまうのは惜しい内容なので1箇所にまとめておきます。
※質問者のアカウントが現在非公開となっている場合は、質問が表示されず波多野さんの回答だけの表示になっています。
この後、21時から公開インタビュー始めます。質問は、必ずリプライでお願いします。引用リツイートには対応できないのでご了承を。回答はリプライで送りますので、興味のない方も特にミュートなどはしなくても、タイムラインが煩わしいことにはならないと思います。 https://t.co/ycBFGDyh3s
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
どれくらいの質問に答えられるか、ちょっと想像もつかないですが、よろしくお願いします!
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 歌詞を書く時に、その前後で触れた本や音楽や出来事にインスピレーションを受ける人も多いと思いますが、Kodomo Rengouの曲の歌詞を書く際に影響を受けたものやことはありますか?
— あかねン鳴く空 (@AndC_39108) February 7, 2018
昔はなるだけ影響に受けないように気をつけていましたが、今はもう制作中に他のものに影響を受けることって無くなりました。影響受ければすぐにわかるので、自分でそういうのはできるだけ省いていきます。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
これ無理だな・・・・。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 町Aの巨大なショッピングモールから始まる言葉の羅列が面白いと思ったのですが、これも曲の流れから考え抜いた言葉でしょうか?それともすらすら出てきてそのまま並べた言葉でしょうか?
— Orange (@greenforest2208) February 7, 2018
これはかなり厳選しました。笑
語感や、並び、字面もあるので、苦労しました。— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 波多野さんのギターソロにはリフに近い構築されたものとアドリブのように聴こえるものがあると感じています。たとえば夜戦のポエトリー前のソロなどは何度も弾いたなかから理想に近いものが採用されている形なのでしょうか?
— tk (@tk_saxo) February 7, 2018
両方あります。夜戦に関していうと、レコーディングで2テイクとって決められなければ構築しようと思っていましたが、2テイク目で今のソロが録れました。自分でも気に入っています。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
楽曲はレコーディングで完結するものではないと思いますけども今までの曲でレコーディングで特に満足のいく曲が出来た時はありますか?
— でじる (@cazukcu) February 7, 2018
「海はセメント」はミックスの音像込みでほとんど完璧だと思っています。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi Kodomo Rengouに関わらずの質問となるのですが、波多野さんが書いた詞の意味や解釈について、福井さんや山口さんと話すことはありますか? #KodomoRengou
— むつき (@tkghr_mtk) February 7, 2018
大ちゃんはときどき感想をくれます。とてもうれしいですね。意味や解釈という概念は、作り手の僕と同じで二人にもないと思います。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
報いの1日のギターの音はどうやって鳴らしてるんですか?
— KATSUYA (@KATSUYA99218837) February 7, 2018
リヴァーブとファズです。コンプレッサーもかな?確かフィルターは使ってないです。あの音、弾き方が肝なので、再現するのすごく難しいと思います。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
こんばんは。
質問させて頂きます。Kodomo Rengou を聴いていると、所々に、既存の曲を思い起こすような音やフレーズがあるように感じるのですが、これは意図的なものでしょうか?#kodomorengou
— さとみのる@いろいろおかしい (@310minoru) February 7, 2018
それは全く意図していません。笑
えー、なんの曲でしょう。さすがに曲も増えてきて、傾向というのは出てきてしまうのかもしれませんね。音階やコードやビートというのは身体の延長のようなところもあるので、その辺は癖のように自覚できないものかもしれません。— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 今作には(時計回りの人々や、あの頃でも見られた) 狂気/正気の基準やその認識を問うような歌詞が見られます。それは波多野さんの現代社会観を反映してのことでしょうか。現代を如何なる時代だと捉えていますか? また今作には視覚に関する語彙が頻出しますが、それは関係ありますか?
— azuma k. (@azumatdb) February 7, 2018
歌詞に関して、僕が世界をどうみているかという視点はどうしても浮き上がってくると思います。けれど、ひとつのメッセージとしてきこえないように、けれどできるだけ具体的に描く、というのがここ数年、目指しているところです。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi アルバムの曲で波多野さんと福井さんプロデュースのものがあればそれぞれどの曲か教えてください!#kodomorengou
— Gel (@monde_du_jouet) February 7, 2018
「世界陸上」のピアノのリフとリズムパターンは福井が持ってきたものです。レコーディングの時に僕と山口でリズムパターンをあらためて解析している時、コントロールルームのソファーでふんぞり返ってこちらをみている福井を見て、彼はとんでもないサディストだと思いました。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
僕は作り手として『量産しない』ということを決めています。人間の感じ方、考え方の変化はとても緩やかなもので、それを余すことなく反映させるためには、待つという時間を設けることが大事だと思っています。バンド単位でそれを行う、それが実はいちばんの理由です。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi アルバムの中で、ギター、ベース、ドラム、キーボード以外に使用している楽器はありますか?
動物になりたいでは、バイオリン、かみさまでは笙のような音がするのですが合っていますか?
全てメンバーの演奏でしょうか?#kodomorengou— しばいぬこ (@box_sky_24) February 7, 2018
今のところ、ピープルの暗黙のルールとして、3人が演奏する以外の音は入っていません。サンプルで薄く補強する場合もありますが、弦や管のように聴こえる音は全てギターです。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
大好きです。ショスタコーヴィチ、ミヨー、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、メシアン。近代が多いですね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
peopleの歌詞カードはいつもシンプルで良いのですが、波多野さんがデジタル配信ではなくCDとして出す意味はなんですか?会場限定CDなど出していて前から気になっていました。何か特別な思いがあれば聴きたいです。 #kodomorengou
— まちだねこ (@nikowan1) February 7, 2018
デジタル配信もやっていますが、確かにCDという形態にはとても思い入れがあります。でも特別、理由があるというよりも、モノへの愛着や、所有という錯覚は、悪いものではないと思っている、ということに過ぎないかもしれません。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
実をいうと、僕はもともとテレキャスターがメイン機でした。ジャガーを使いだした頃というのは、自分だけ音を確立させたいという、ギタリストとしての野心があったのですが、『Ghost Apple』で満足いくエレキギターの音像を一度作ってしまうと、執着がなくなったんですよね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi ハタノ君の1番古い記憶って何ですか?(゚∀゚)笑 ちなみにボクは2歳の頃に輪島に住んでて、母の自転車の後ろに乗り超巨大な天然ワカメを眺めてる記憶です(゚∀゚)一年に一回くらいずっと夢で出てくるので忘れられない記憶になってます(゚∀゚)笑#kodomorengou
— くろだひろとし(゜∀゜)té (@hirotoshikuroda) February 7, 2018
今、思い返してみたのですが、ちょっとここで言えるようなことではなかったので、今度直接お伝えします。飲みましょう!
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi #kodomorengou
福井さんと山口さんの演奏のどんなところに魅力を感じますか?— kaseco (@palam_ai) February 7, 2018
それぞれが追求を重ねた、誰にも真似できない音色、グルーヴを出しているところです。また、絶えずプレイヤーとして変化していくところも、演奏や曲作りをしていて未だに興奮しますね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 波多野さんにとって神様とはどういった存在でしょうか。ピープルの歌詞にはよく神が使われいるように思います。今までの神は曲中の語り手と間接的で、架空の存在、実態のなさを感じていたのですが、今回の「かみさま」では少し人間味を帯びているように感じます。#kodomorengou
— まおみ (@mmii0510) February 7, 2018
確かに僕の歌詞には頻出する言葉ですよね。曲によってかなり違う意味合いで使っていることが多い気がします。僕は特定の信仰がないのもあって、かなり広義で使っていますね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 一曲目、報いの一日の冒頭、アカペラからイントロへの移行に際して拍がズレていることと、アルバムのラスト、ぼくは正気のピアノアウトロがズレていることに、意図があれば教えてください。最初のズレが、最後のズレで元に戻る、ということなのでしょうか。
— azuma k. (@azumatdb) February 7, 2018
面白い指摘ですね。でも、実は単純に気持ちのいいところにはめているだけなんです。笑
気持ちがいいというのは、曲想というよりも、切断として絶妙なタイミングということですね。— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi
感じ方が1つに決まらないよう歌を作っているということですが、最近は視点が客観的だという印象があります。
主観を歌にするのは難しいですか。#kodomorengou— にごり (@nk_ztk) February 7, 2018
主観を歌にするというのは、どちらかというとむしろとても簡単です。どう頑張っても自己は投影されてしまうからです。むしろ、音楽によって主観に奥行きが出て、自分からは出てこないような視点が浮き上がってくることに、歌詞の魅力をかんじています。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
波多野さんこんばんは。 アーティストとして、CDショップに対する願いや思いはありますでしょうか? #kodomorengou
— フーリッシュ全てが間に合ってないとう (@sekitoy_tn72) February 7, 2018
僕はレコ屋で音楽を買うのがいちばん好きです。旅行に例えるならば、地球儀をみながら行き先を選ぶような楽しさがありますよね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi 波多野さんは中学校時代に学校に行かなくなったと聞きましたが、学校に行かなくなったことに対してご家族はどのような反応でしたか?波多野さんはご家族と仲は良いですか?#kodomorengou
— 冷凍都市16時半@セト (@arumachino) February 7, 2018
僕が学校に行かなくなると、家は世界が終わるかのような、混乱状態でした。笑
本人的には、自分で自分の人生を決定しただけ、という感覚でしたね。— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
作詞、作曲中で作業が煮詰まってしまった時に波多野さんがモチベーションを落とさずに大事に心掛けてることなどあれば教えて頂きたく思います。宜しくお願い致します~
— ワタリ (@watari_pelly) February 7, 2018
モチベーションが落ちている状態のときは、そもそも作業をしていません。笑
そういう時に作業をしないことが大事ですね。— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
本能的な快楽で曲を作っていくというお話をよくインタビュー記事で読ませていただいてるのですが、設計図なしで作って収拾がつかなくなったり迷子になってしまうことはありませんか?#kodomorengou
— ゆうき a.k.a よっしー (@noprancatartson) February 7, 2018
本能的につくると、絶対に迷子になることはありません。どこで作業を終わらせるか、という線引きはコツがいりますが、それもさほど難しくはありません(メンバーがいれば特に)。迷子になっているときは、案外、論理が勝ってしまっているときのような気がします。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
難解(そう)な楽曲を極上のポップミュージックにするという点でRUSHを連想するのですが、RUSHは好きですか?#kodomorengou
— shibatakumi (@sibafrog) February 7, 2018
ラッシュは大好きです。特にパワーウィンドウズ以降。聴いてて元気が出るし、ワクワクしますよね。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
@Hatano_Hirofumi I hope to listen to an English song from People In The Box someday! Is there a possibility? (〃∇〃o) #kodomorengou
— ♬AIRA🌈♬ (@_alullinthewind) February 7, 2018
sorry…my English is not good….
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018
ありがとうございました。すべてに答えるのは予想どおり不可能でした。 笑 ヘトヘトです。
— Hatano_Hirofumi (@Hatano_Hirofumi) February 7, 2018