みーたん覚醒
ビルド達とローグ達が戦っていた現場に裸足の美空が現れる。美空の眼が緑色に光り、バングルがはめられた左手から何らかのパワー？を放つ美空。
その強大なパワーはスカイウォールを押し開け、ローグとリモコンブロス・エンジンブロスはスカイウォールの向こう側に飛ばされて行ってしまう。
力を使った直後、謎の言葉をつぶやき道に倒れこんでしまう美空だった。
美空のバングルの秘密
カフェナシタのアジトに戻った戦兎は、美空に機器を装着して美空の体内で何が起こったのかの解析を始める。
美空の意志とバングル内の人工知能のようなものが反応して未知なる力を生み出したという仮説をもとに、解析結果から取り出した火星が滅びる時の映像を美空に見せる戦兎。
美空はその映像を見たことがあるという。ボトルを浄化するときに頭に浮かぶ映像と同じものだったのだ。
バングルに意志が存在して、地球を火星の二の舞にさせないために傷を治したりスカイウォールに穴をあけたりする力を発揮できるのだろうと戦兎は結論付けた。
大きな力を手に入れた美空は「これで自分も一緒に戦えるんだ」と明るくふるまうが、その手は震えていた。「自分がどうにかなってしまいそうで怖い」と打ち明ける美空の手を握り、「お前は俺が守る」と男を見せる戦兎。
遷都が戦うのは美空はこの街を守るためなのだ。
東都機械工場の戦い
西都が東都機械工場に攻め込んできたとの連絡がクローズから入り、戦兎と猿渡一海はそれぞれ機械工場へ向かった。
東都機械工場にパンドラボックスを探しに来たリモコンブロス・エンジンブロス。だがしかしパンドラボックスは東都機械工場には無く、待ち受けていたビルド、クローズと戦うことになる。
ビルドは一度戦った相手は分析するため、今回は前回ほどの劣勢にならずに戦いを進める。
仮面ライダーグリスも応援に駆け付け、仮面ライダークローズもどんどんハザードレベルを上げてリモコンブロス・エンジンブロスを圧倒していく。
今回はビルド達の勝利となり、リモコンブロス・エンジンブロスは逃亡した。
西都のスパイ
東都首相氷室泰山の部屋に居る戦兎、龍我、一海。戦兎は東都内各方面に異なるパンドラボックス情報を流したことにより、首相秘書の増沢が西都のスパイであることを暴き出す。
自身がスパイだと身バレした首相秘書の増沢は「すべては難波重工のため」と叫んで自決してしまう。
パンドラボックスのありかに西都のローグが向かっていると聞いた戦兎、龍我、一海は急いで首相官邸を後にしてパンドラボックスのありかである赤羽の元に駆け付ける。
奪われたパンドラボックス、そして・・・
倉庫の中でパンドラボックスの見張り番をしていた赤羽の元に、西都のローグが現れる。
パンドラボックスを守るためにキャッスルハードスマッシュに変身する赤羽。だがしかしローグの力にかなうはずもなく、あっけなく倒されてしまう。片腕を失ってなおカシラのためにローグに立ち向かっていく赤羽だったが、猿渡一海たちが倉庫に到着したその瞬間、ローグに負けて消滅してしまう。
赤羽のドッグタグを拾い上げる一海。ビルド、クローズ、グリスの3人対ローグの戦いが始まる。
3対1でも劣勢となってしまうビルド達。そこに「今まで守ってもらったから一緒に戦いたい」と美空が現れる。人間の姿の美空に対して容赦なく攻撃するローグから美空をかばい、クローズが負傷してしまった。
ビルドは「一海、ハザードを使う」と宣言してハザードフォームへと変身する。
戦いが続き、自我を失ってすべてを破壊するモードに入ったビルドによって、初めてローグにダメージを与えることに成功する。しかし、グリスはビルドの暴走を止めることに失敗。クローズもローグの一撃で人間の姿に戻されてしまい、仮面ライダーローグはパンドラボックスの奪取に成功してしまう。
自我を失ったビルドが石動美空に襲い掛かり、美空の首を締めあげていたその時、美空の左手のバングルが金色の光を放ち・・・？
次回予告
次回第26話「裏切りのデスマッチ」
ステージは西都との代表選へ
氷室泰山「西都は代表選を提案してきた」
戦兎「自我を保てる装置を作る。この戦争を終わらせるんだ」
「この中に裏切り者が居る」
感想
黄羽、青羽と違ってカシラの腕の中で死ねなかった赤羽かわいそう～～～！！！
赤羽の消滅直後にビルドが初めて猿渡を「一海」って下の名前で呼び捨てしたのは、3羽ガラスは全員消滅してしまったけど、戦兎は一海の仲間だぞ！ってことを示す戦兎なりの優しさなのかなぁ、と思いました。
次回予告の「この中に裏切り者がいる」が気になりすぎますが、一体だれが裏切るんでしょう！実は紗羽さんがまだ難波重工と繋がってたとか！？または美空ちゃんが実はバングル経由で石動惣一に操られているとか？はたまた大穴でビルドが主人公なのに裏切るとか！？
来週も目が離せないですね。
前回(第24話)のあらすじと感想はこちら！
