お遍路記事第4弾、今回は4日目(5/12)の様子です。
お遍路4日目
お遍路4日目は、13番大日寺から18番恩山寺まで進みました。
昨日のエクストリーム登山の後遺症で、下り坂と下り階段がめっちゃしんどかったです。
朝、なべいわ荘を出発
前日宿泊していたなべいわ荘は朝食なしのプランだったので、朝食を取らずに5:15頃出発しました。
朝もやに煙る山を下っていきます。
この辺は昨日の山道と違ってアスファルトで舗装された道だったのでだいぶ楽です。
川にかかる橋から撮った写真。
お遍路中に撮った写真の中で一番よく撮れたんじゃないかと思います。
幹線道路まで出て、コンビニで朝ごはんを買いました。
一応、ご当地牛乳とご当地ジュースで旅らしさを味わってみました。
コンビニの脇にあったテーブルとベンチで食べたのですが、外で食べるとめちゃめちゃ美味いです。
バスに乗って13番大日寺へ
バス停の近くにいた交通安全人形。
大日寺で写真撮ってなかったようで、ありませんでした…。
御朱印の写真だけ。
14番浄楽寺
14番浄楽寺はなんとなく雰囲気が好きなお寺でした。
境内の灯篭にハート模様を発見。
15番国分寺
こちらも写真がなかったので御朱印だけ。
前日の疲れを引きずってたのか写真の撮り忘れが多いですね。
16番観音寺
13番から17番は札所(お寺)間の距離も短めで、サクサク行けます。
17番井戸寺
17番井戸寺までの道中でレトロなアイスクリーム自販機を発見。
井戸寺に到着しました。
バスと電車で移動
ここから18番恩山寺までは少し距離があるので、バスと電車を利用しました。
わたしのお遍路マイルールでは、公共交通機関は使っていいことになっています。
途中、徳島駅を通ったので駅ビルで徳島ラーメンを食べてみました。
黒いラーメン、話のネタに1回食べる分にはいいですが、2回目は食べたくないなと思ってしまいました。
18番恩山寺
電車とバスを乗り継いで、18番恩山寺に到着。
折しもこの日は5月12日で母の日。
18番恩山寺は正式名称を「母養山 恩山寺」というので、母の日にここに来ることになった事にご縁を感じます。
民宿 ちばへ
3日目は18番で打ち止めにして、予約していた宿へ向かいます。
お遍路の暗黙のルールに「日没までに宿に入る」というものがあります。
これは、山道を夜歩くのは危険だからという理由です。
健康な成人男性のお遍路さんだと、日没前の18時ぐらいまで歩いている人もいましたが、わたしは全く体力に自信がないため、15時に宿に着けるように一日の予定を調整することが多かったです。
次の日に泊まる宿は、前日の夜に決めます。
お遍路専用の地図を見ながら、「明日はここまで歩けそうだな」という予測を立てて、その近辺にある宿に電話して予約を取ります。
電話番号は遍路地図の巻末に一覧で載っています。
さてこの日泊まった民宿ちばは民宿のほかにお食事処も経営していて、夕食はその食堂で他のお遍路さんたちと一緒に食べました。
部屋にはお遍路さんが自由に書き込んでいいノートが1冊置かれていました。
お遍路は決して楽しくないし、むしろしんどいのにどうして明日も続けるのか、よくわからないままこの日は就寝しました。
ただ、この時はどうして続けるのか分からなかったけど、今のわたしになら理由がわかるような気がします。
・冒険が好きだから
・まだ見たことがない景色を見たいという好奇心
これらが、身体の疲れよりも勝っていたのだと思います。