表参道駅から歩いてすぐ、表参道ヒルズのほど近くにある一軒家イタリアンレストラン「bamboo」でランチを食べてきました。
1977年からずっと営業しているレストランとのことですが、実際に行ってみたら長く愛される理由がわかりました。
表参道bambooに到着
平日のランチタイムにお邪魔したのですが、まず目に入ってくるのは白くて素敵な洋館。
築年数は経っていますが、清潔に維持されていて植栽も整っています。
複数名での予約だったため、あらかじめ用意されていた個室に通されます。
個室は外から陽の光が差し込む明るい部屋で、家具も落ち着いた雰囲気の重厚なもので統一されています。
自然光が差し込む大きな窓からは、ふんだんに植えられた目に優しい植物たちと外のオープンテラス席を眺めることができます。
今回いただくのはランチコース「Rossini」(3,200円)。
席についてまずメインディッシュを選択します。
店員さんが希望を訊いてくれるのですが、皆ベテラン店員といった感じで手際よく場を切り盛りしていきます。
前菜
まず前菜から。
- サーモンフュメとサワークリーム
- エビカニマヨ
- 根菜のバーニャカウダソース
- カプレーゼ
- きのこのテリーヌ
- コロッケ
- かぶとセミドライトマト
ダークブラウンの木製食器に円を描くように並べられた7種の前菜。
あまりのオシャレさに卒倒しそうになります。
お味のほうは、どれも素材の味を生かした控えめな味付けで美味しかったです。
メインディッシュ
次にメインが到着。
選べるメインディッシュは「渡り蟹のリングイネ」と「自家製ローストチキン」の2種類。
わたしはローストチキンのほうをを選択しました。
見た目は茶色が多くて地味ですが、切り分けて口に入れるとそこに広がるのは様々なハーブが奏でるハーモニー。
味付けは前菜と同じく控えめなのですが、タイムなどハーブの風味が強いので味わい深く食べることが出来ます。
このローストチキン、かなりのボリュームがあって大満足です。
もし量が多すぎて味に飽きてきてしまったら、ローストチキンに添えられているプルーンをソース代わりにして食べるのも良いでしょう。
写真にはありませんが、パンは2種類サーブされます。
普通のバゲットの薄切りと、四角いパンが出されたのですがわたしは四角いパンのほうが塩味が効いていて好みでした。
デザート
メインを食べ終わるとデザートが運ばれてきます。
デザートは思い切り季節感が出ていました。
チョコレートの台座の上に乗っていたのは栗とチョコレートを練ったペーストだと思うのですが、栗とチョコレートが絶妙なバランスで合わさっていて絶品でした。
飾りに添えられた紅葉がより一層季節感を感じさせます。
わたしは普段健康上の理由でカフェインを摂らないように気を付けています。
このデザートを一口食べた時、「あ、チョコレート(※カフェイン含有)が入っているな」とは気付いたのですが、チョコと栗のあまりに見事なバランスにノックアウトされてしまい、「今日は1日だけカフェイン解禁だ!」と決めて食べてしまいました。
それぐらいの魅力があるデザートでした。
写真には写っていませんが、マロンペーストの土台は濃厚なチョコレートで、そちらも美味しかったです。
食後の紅茶
先ほどチョコレートでを散々カフェインを摂ってしまったので、紅茶は口を付ける程度にしておきました。
まとめ
表参道のざわめきから路地一本入ったところにある緑に囲まれたレストランのため、時間の流れがお店の中だけゆっくりしているような錯覚を覚えました。
忙しい時こそこういうお店でゆっくり食事をして、非日常感を味わってみてはいかがでしょうか。
おそらく夜は完璧にデート向きのお店だと思います。
店員さんも皆こちらの都合を考慮して色々と気配りしてくれてホスピタリティ抜群でしたよ。
わたしは次行ったら今回食べられなかったピザとかパスタが食べてみたいです。