先月、水道橋のとんかつの老舗「かつ吉」(かつきち)でランチを食べてきました。休日の午後に行ったのですが、5組ほど待っていてさすが人気店といった感じです。今年で創業54周年とのことで、待合スペースも重厚な木製家具で揃えられておりランチへの期待が高まります。
巨大メニューがお出迎え!
30分ほど待って席に着くことが出来ました。テーブル席の周りも年季の入った木製の調度品や鉄製・陶器製の骨董などで一貫して落ち着いた雰囲気が演出されています。席についてまず驚いたのが、メニューの大きさです。
手前の小鉢と比べると、メニューの巨大さがよくわかると思います。何を食べようか迷ったのですがやはり初めて来るお店なので王道を行かねば、と思い今回は「銘柄豚ひれかつ定食(120g)」2,200円をオーダーすることにしました。
絶妙な味付けの漬物たち
テーブルの上に置かれた3種類の漬物とキャベツのサラダ(お代わり自由)を食べながらひれかつの到着を待ちます。辛い物が苦手なので写真真ん中のキムチだけは食べられませんでしたが、菜っ葉の漬物と大根の漬物はどちらもおいしかったです。
お待ちかねの豚カツが到着!
そしていよいよひれかつ定食の到着です。ご飯は白米としそご飯から選べたのでしそご飯をチョイスしました。お味噌汁は赤出汁でした。個人的には赤出汁はちょっと苦手です。どうしてとんかつ屋さんって赤出汁を出すお店が多いのでしょうか…。
一目見てまずこの肉の厚みに圧倒されます。実際にとんかつを口に運んでみると、柔らかい中にも歯ごたえがある、といった感じのお肉です。サクッとした衣の触感が肉と合わさり、絶妙なハーモニーを生み出します。衣はあまり色が濃くなく、上品な感じがしました。お肉の分厚さを見て最初は「全部食べ切れるかな?」と思いましたが、おいしくてあっという間に食べ終わってしまいました。
おわりに
少々お高いのでそんなに頻繁には来れませんが、1年に一回ぐらい食べに来たい感じのお店でした。水道橋に用事がある時などはまた立ち寄ると思います。