オーガニック/ミネラルコスメを使っていて、下地をどうするかは長年の悩みでした。なかなか顔色を良く見せてくれる下地に出会えずにいた期間が長いです。
でも、数年前にTV&MOVIEの下地を使ってからはずっとTV&MOVIEに落ち着いています。最初は「ピンク色の下地なんて大丈夫かな?顔がピンクになっちゃったらどうしよう!?」と思ったのですが、イエベ(イエローベース)肌のわたしにはピンク下地がピッタリでした。
そうやってTV&MOVIEの下地を丸4本使い切ったわたしが5本目に購入したのは、2018年2月に発売された数量限定バージョンの「ブライト UVエッセンス50」です。
興味を持ったきっかけ
6月に入って、それまで使っていた「ミネラルコントロールUVベース」(SPF15 PA++)がなくなりそうだったのでTV&MOVIEのサイトをチェックしてみると、数量限定でSPF50 PA++++の下地が出ているではありませんか。
わたしはそれまで別のUVクリームとTV&MOVIEの下地を重ね塗りしていました。TV&MOVIEだけでSPF50 PA++++なら、重ね塗りの手間が省けて助かります。
数量限定ということもあり、早速買いに行くことにしました。
店頭テスターの感想
数量限定で2018年2月に発売された商品ですが、幸い職場近くのコスメキッチンにはまだ在庫がありました。さっそくテスターで試してみます。
テスターボトルを手に取ったところ、今まで使っていた「ミネラルコントロールUVベース」よりボトルがかなり重いです。そして粘り気が強く、なかなか出て来ません。最初は「テスターのフタを閉め忘れて水分が蒸発して濃くなったのかな?」と思いましたが、どうやら元からこういう商品のようです。
重厚なテクスチャーに驚きましたが、肌に塗ってみた感じ特に問題なさそうだったので購入して帰りました。
購入日は2018年6月5日、価格は4,500円でした。
初回使用感
翌日さっそくベースメイクに使ってみました。同じTV&MOVIEの「シェイクワン アンティークローズ」というオールインワンでお肌を整えた後、「ブライト UVエッセンス50」を塗ります。
従来品よりかなり白い
重めのテクスチャーであることは店頭テスターで分かっていましたが、家で手に出してみると従来の「ミネラルコントロールUVベース」より色がかなり白いことに気付きました。
上の写真の左が今回購入したSPF50のほう、右が前から持っていたSPF15のほうです。SPF50のほうが液質が硬く、色が白いことがわかります。SPF15から50になると、紫外線を防ぐ成分を多く入れるため白くならざるを得ないのでしょう。
実際に顔に塗ってみたところ、以前の「ミネラルコントロールUVベース」よりもかなり白く、「ミネラルコントロールUVベース」と同じ分量を使ったら白塗りオバケのようになってしまいました。
こりゃダメだ、と思い一旦顔を洗ってベースメイクやり直しです。TV&MOVIEの商品はどれもクレンジング不要、石けんオフ可能なのが良いところです。
先ほどの失敗を踏まえ、従来品の半分ぐらいの量を手に取って顔全体に伸ばしていきます。重めのテクスチャーなので従来品よりは伸ばしづらいですが、肌に負担がかかるほどではありません。
保湿効果はバッチリ、香りも控えめ
塗り終わったあとの肌の触り心地はモッチモチ。保湿効果はバッチリのようです。
香料として配合されているネロリの香りはかなり控えめ。わたしはネロリの香りはあまり好きではありませんが、このレベルなら配合されていても気になりませんでした。
ツヤ感は半減
TV&MOVIEの下地は手軽にツヤ感が出せるから好きなのですが、SPFを50に高めた結果ツヤ感は少し失われてしまった気がします。
微細なラメが入っていてツヤ感を出すのを助けてくれるのは良い点です。TV&MOVIEのラメ入り下地としては他にブライト エッセンスUV(SPF15 PA ++)がありますが、SPF15バージョンより今回のSPF50バージョンのほうがラメは控えめです。
夕方くすむが崩れない
夕方になるとさすがに少しくすんできますが許容範囲内です。「化粧崩れしてる!」という感じの崩れ方はしないので安心です。
1週間使ってみた結果
購入から1週間毎日使って、テクスチャーの固さにも少しずつ慣れてきました。
粘度が高すぎてボトルから出てこない問題
TV&MOVIEの下地といえばボトル型容器が定番ですが、この「ブライト UVエッセンス50」は粘度が高すぎてボトルを逆さまにしただけでは出て来ません。
毎回ボトルを強く握りつぶすのがかなりストレスです。この商品はボトル容器ではなくジャー型またはチューブ型容器で売って欲しかったです。
今後自分でジャー型容器に詰め替えることも検討しています。
自分にとっての適量を把握
使う量を増やすと顔が真っ白になるので、適量を探る日々が続きましたが、わたしの場合はフリスク1粒分ぐらいの量が適量のようです。
テクスチャーを柔らかくする試み
テクスチャーの固さを改善しようと思い、「ブライト UVエッセンス50」と、同じくTV&MOVIEのシェイクワン アンティークローズを手のひらで混ぜてから顔に塗ろうと思いついてやってみました。
しかし、手のひらで混ぜても分離してしまいうまく混ざりませんでした。
今では諦めてそのまま塗っています。
毛穴に詰まりやすい
これはSPF50の宿命ともいえますが、SPF15の従来品と比べると格段に毛穴に詰まりやすいです。
石けんで落とせるのが魅力のTV&MOVIEのベースメイクですが、この下地に関してはクレンジング併用したほうが良いかもしれません。わたしはクレンジングは持っていないので石けんで丁寧に2度洗いしています。
おわりに
もう何年も使っているTV&MOVIEから出た新作下地。SPFを高めた結果従来品と比べると
- テクスチャーが重い
- 色が白い
- ツヤ感半減
というデメリットはあります。でも、SPF50 PA++++というのはこれらのデメリットを上回るメリットです。また、液色が白っぽい点に関しては血色がよくなる夏場は赤みを隠せて丁度いいのかな、と思うようになってきました。
今年の夏はこの下地を使い続けるつもりです。
使っていくうちに何か気付いた点が出てきたら、またこの記事に追記していきたいと思います。