【お茶レビュー】ルピシアの「低カフェイン 深蒸し煎茶 旅枕」を飲んでみた!

【お茶レビュー】ルピシアの「低カフェイン 深蒸し煎茶 旅枕」を飲んでみた!

先日ルピシア(LUPICIA)に行った時、ふと目に入ってきたこちらのお茶。

ルピシアで買った旅枕

なんと商品名が「低カフェイン 深蒸し煎茶 旅枕」5・7・5になっているんです!

ちょうど「カフェインを気にせず気軽に飲めるお茶がひとつ欲しいな〜」と思っていたこともあり、そのネーミングセンスに一目惚れしてその場で購入を決めました。

お値段は50gで750円となかなかお手頃価格です。

茶葉の香り・形・色

※この記事内の写真はすべてiPhoneのデフォルトカメラで、フィルター等の加工なしで撮影したものです。

ルピシアの旅枕の茶葉

まずは茶葉の見た目と香りからチェックしていきます。

こちらの商品は煎茶(緑茶)なので、見た目は鮮やかな深い緑色。においをかぐと、緑茶特有のフレッシュでさわやかな匂いがします。

「深蒸し」の煎茶ということで熱処理工程が長いため、茶葉の形についてはほぼ原型をとどめていません。粉になっている部分も多く、ブロークンな感じです。

1煎目

さっそく一煎目を入れていきましょう。パッケージには

・茶葉の量 3-4g
・お湯の温度 90-100℃
・浸出時間 30秒-1分
・煎出回数:1〜2回

と書いてありますので、その指示通りにまずは「茶葉4g、お湯の温度約100℃、浸出時間1分」で淹れてみました。

水色

ルピシア低カフェイン茶をティーポットで淹れる

一煎目を淹れている時の水色です。

深蒸し煎茶はブロークンな茶葉が多いため、濁っています。色は明るい黄緑色。美味しそうな緑茶の色です。

香り

一煎目の香りをかいでみると、ザ・緑茶!という感じの新鮮な青臭さがします。(※褒め言葉です)

茶葉を嗅いだ時には感じられなかった、ほのかな甘い香りも混じっているように感じました。きっとお茶の旨みの香りなんだろうと思います。

香りの強さはけっこう強いように感じました。

一煎目を飲んでみると、緑茶特有の素朴な味にくえわてお茶の甘みが口の中にしっかりと感じられます

渋みは弱く、口当たりがいいのでどんどん飲めます。まさにデイリーユースにぴったりのお茶といった感じです。

後味

お茶を飲み込んだあとも、ふくよかな香りが喉の奥まで広がります。鼻腔の中がお茶のよい香りで満たされて、長く余韻を楽しめるお茶です。

2煎目以降

2煎目

続いて同じ急須で二煎目も淹れていきます。

ルピシアの煎茶を急須で淹れる

2煎目を淹れている最中の写真がこちら。1煎目とほぼ変わらない色が出ています。

2煎目は既に茶葉が開いているので浸出時間は短めの40秒程度にしてみました。

1煎目と2煎目の色の違い 煎茶

上の写真が、1煎目と2煎目の色の違いです。色の濃さはほぼ同じですが、にごり方は2回目の方が激しいと感じました。

香りについては、1煎目よりやや落ちてしまったようです。1煎目で感じた「お茶の甘さ」をあまり感じませんでした。

3煎目

パッケージには「煎出回数:1〜2回」と書いてあるのですが、もしかしたら本当は3煎目ぐらいまで行けるんじゃないの!?と思い試しに3煎目まで淹れてみました。

煎茶の3煎目はさすがに厳しい

浸出時間をかなり長めに2分ほど取ったのですが、上の写真のように色が薄すぎて「美味しくなさそうだな…」という見た目です。

この時点でかなり飲む気をなくしていたのですが、一応頑張って飲んでみました。結果は、まあ飲めなくはないけどオススメしません。3煎目は、試飲したあと残りは捨てました。

 
 


 
 

おわりに

この低カフェイン 深蒸し煎茶 「旅枕」は、ルピシアのほかの煎茶と比べるとカフェイン量が約半分になっているそうです。

低カフェインのお茶って、味が薄かったりして物足りないと感じることも多いのですが、このルピシアの「旅枕」は味の深みもコクも感じられて、良い意味で低カフェインっぽくない、普通の煎茶のようなお茶でした。

わたしはカフェインを気にして午後はお茶を飲まないことが多いのですが、これならカフェインを気にせず午後のお茶として楽しむことができそうです。

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