気圧が低いと体調が悪くなる理由を本気出して考えてみた

気圧が低いと体調が悪くなる理由を本気出して考えてみた

わたしは気圧が低いとめちゃくちゃ体調が悪くなります

「天気病」「気圧病」なんて言葉もあるくらいなので、「まあそういうもんか」と思って体調不良と付き合ってきましたが、今回春の爆弾低気圧により活動停止状態に追い込まれたのをきっかけに、「なぜ気圧が下がると体調が悪くなるのか」について本気出して考えてみました。

 


 

考えるきっかけとなった爆弾低気圧

爆弾低気圧

わたしはいつも気圧が1000hPaを下回ると体調不良を感じます

今回(2018年3月1日)の爆弾低気圧は990hPaを割り込むところまで行ったので本気でツラく、布団の中で「何故だ…何故こんなにダルくて動けないんだ…」と苦しみながらその「理由」をグルグルと考えていました。

気圧低下に伴う身体症状

低気圧による身体への悪影響は色々ありますがわたしの場合

・頭痛
・手足の重だるさ
・全身倦怠感

が3大症状です。

なぜ気圧が下がるとダルくなるのか

わたしが考えた結論を図にまとめました。絵が下手なのは放っておいてください。

気圧が下がると血管が拡張する

上の図を解説すると、

  1. 気圧が下がると外側から血管を支えていた圧が下がる
  2. 血管が平時より若干広がる
  3. 血管が広くなったので血液の流れが悪くなる
  4. 血流が悪くなったことにより倦怠感を感じる

という流れなのではないかと思います。

また、「若い頃は気圧の変化など感じなかったけど歳をとったら急に気圧に弱くなった」という人が増えていますが、あれはこういうことだと思います。

年を取ると血管が弱くなる

血管を風船に例えると、若い頃はパンと張ってたゴム風船が、経年劣化でしぼんだゴム風船のようにハリがなくなり、外気圧からの影響を受けやすくなったのだと思います。

低気圧で頭痛や神経痛が起こる理由

低気圧の時に頭痛や神経痛が起こる理由についても考えてみました。絵が下手なのは放っておいてください!!

低気圧で血管が拡張し、神経に触るため頭痛や神経痛が起こる

先ほどの血管拡張説の延長線上になりますが、気圧が下がって血管が広くなったことで血管が神経にさわり、頭痛や神経痛、あるいは「古傷が痛む」などの痛みを引き起こすのではないかと思います。

気圧で体調変動することに罪悪感を感じる必要はない!

と、ここまで色々書いてきましたがわたしは医療関係者ではないのであくまでも自分の体感を基にした推測でしかありません。

でも、「自分の身体の中で今おそらくこういう現象が起きているから、今は動かないでゆっくり休もう」という「休む判断」をする際の脳内会議に提出するエビデンスとしてはかなり有効なものです。

「ただなんとなくダルいから休む」のと「気圧が原因で血管が拡張して血流が滞ってダルいから休む」のでは脳が感じる罪悪感も全く違います。

家事や仕事を休まなければならないとき、上のような「理屈付け」があるのとないのでは精神衛生上かなり違ってくると思います。

 


 

おわりに

気圧がツラくて何もできない、そんな時はこの「理由」を思い出してみて下さい。

理由が分からずツライのと、理由が分かっていてツライのでは後者の方がかなり気分が楽ですよ。

休むことに罪悪感を覚えず、しっかりと自分の体をいたわってあげましょう。

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