書店の店頭で見かけて、気になるタイトルだったので手にとってパラパラと見てみたら面白そうだったので、家に帰ってからKindleで購入しました。
買う前は気づいてなかったのですが、筆者の藤野英人さんはひふみ投信で知られるレオス・キャピタルワークスのファンドマネージャー。
折しもつい最近、思うところがあってつみたてNISAで買う銘柄をひふみプラスに変えたばかりだったので、自分が毎日買ってる投信の責任者がどのような考えの持ち主なのか興味津々で読み始めました。
(前回ブックレビューした「死ぬほど読めて忘れない高速読書」の考え方に基づき、今回からは目次は読み飛ばす方式で読みました!)
どんな内容の本なのか
この本は、お金の投資についても触れられていますが、大半はお金以外の投資について書かれています。
時間や教育、スキルや健康、人間関係といった見えないものに対していかに「投資家感覚」を発揮していくか、という生き方の指南書のような本です。
「へぇ〜」と思った部分
常に「これは投資なのか浪費なのか」を考える
本の中では「これは投資なのか浪費なのか」をお金を使うたび、時間を使うたびに考えるように説いています。
そう言われてみると、その境界線が曖昧なまま出費をおこなったり、時間を過ごしたりしてしまうことって結構あるなぁと反省しました。
これからは、よりシビアに「これは投資か浪費か」を自分に問いかけるクセをつけようと思いました。
読書は確実なリターンが得られる最高の自己投資
わたしはある時期全く本を読まなくなってしまって、最近ようやく思い出したように本を読みまくっているのですが、本を読み始めると自分の成長スピードが変わるなぁ、というのを今ちょうど実感しています。
この本にも「読書は確実なリターンが得られる最高の自己投資」であると書かれていました。
まさにその通りだと思います。
最近本を読んでいて「この本を20代のうちに読んでいれば人生変わっていただろうなぁ」とか「まったく本を読まずに過ごした数年間は成長が止まって視野が狭くなっていたなぁ」とかよく感じるので、特に刺さりました。
おわりに
本を読み終えてみて、著者の藤野英人さんの投資に対するまっすぐな考え方がよく伝わってきました。
そして、この人が運営している投信なら買い続けて大丈夫だろうという気持ちにもなりました。
ひふみプラスを買っている人もそうではない人も、読んでみる価値がある本だと思います。