ゴールデンウィークに東京〜京都間の東海道新幹線に乗った時、SNSで話題の「シンカンセンスゴイカタイアイス」を食べてきました。
せっかく東海道新幹線でアイスを食べるなら、富士山を見ながら食べたいと思いませんか?
そこでこの記事では、東京から名古屋方面へ向かう東海道新幹線で富士山を見ながらシンカンセンスゴイカタイアイスを食べるコツを解説します!
シンカンセンスゴイカタイアイスとは?
シンカンセンスゴイカタイアイスとは東海道新幹線の車内販売で売られているアイスクリームのインターネットスラングです。正式名称は「スジャータ ハイクオリティ アイスクリーム」といいます。
このアイスクリームは車内販売で買ったばかりの時はめちゃくちゃ硬いです。冗談抜きでスプーンが刺さらないほどカチカチに冷凍してあるので、しばらく常温放置しておかないと食べられません。その凄まじい硬さから、シンカンセンスゴイカタイアイスの異名を持つようになりました。
シンカンセンスゴイカタイアイスがスゴイカタイ理由は諸説ありますが、溶けたアイスをお客様に提供するよりはカチンコチンに凍ったアイスを出す方が衛生上もサービス品質上も良いから、というのが理由のようです。
TwitterなどのSNSで「シンカンセンスゴイカタイアイス」と検索すると、スジャータのアイスクリームの写真がズラリと並ぶなど、新幹線に乗った時の定番ネタとしてネット民に定着しています。
購入の注意点
今回せっかく東海道新幹線に乗車するので、わたしもネット民の端くれとしてシンカンセンスゴイカタイアイスを嗜んでみたいと思います。
東京から乗車した場合は、ワゴン販売が来るのは新横浜を過ぎた後からとなります。わたしはこう見えても元出張族なのでその辺のことはよく知っています。
新横浜を過ぎて最初に来るワゴン販売を絶対に逃さないようにしましょう。居眠りなんてもってのほか、友達とのお喋りに夢中でワゴン販売を逃した、なんて事が無いように細心の注意を払ってワゴン販売の気配に耳を澄ませましょう。
なぜなら、このワゴン販売を逃すと「富士山を見ながらシンカンセンスゴイカタイアイスを食べる」という計画が実行不能になるからです。先述の通りシンカンセンスゴイカタイアイスはスゴイカタイですから、買ってすぐはスプーンが刺さりません。神奈川県内で買って静岡県内で食べるぐらいが丁度いいのです。
シンカンセンスゴイカタイアイスの購入方法
さて席の近くにワゴン販売が来たら早速声を掛けてアイスを買いましょう。間違っても「シンカンセンスゴイカタイアイス下さい」とは言わずに普通に「すいません、アイスクリーム下さい」と声を掛ければOKです。
すると車内販売の方(男性の時と女性の時があります)が「バニラ、抹茶、ストロベリーがございます」とその時在庫があるアイスクリームの味を教えてくれますので好きな味を選んで購入しましょう。値段は税込290円、現金以外にSuicaなどの交通系電子マネーも使えます。
富士山が見えるまで待機
こちらが小田原駅あたりを通過中に購入したシンカンセンスゴイカタイアイスです。今回はバニラ味にしてみました。
まだスゴイカタくて食べられないので、しばらく放置したり手のひらで温めたりして食べられる固さになるまで待ちます。
新富士駅前後で食べ始めよう
せっかくシンカンセンスゴイカタイアイスを食べるなら、背景に富士山を入れて一緒に写真を撮ったらかなりフォトジェニックになると思いませんか?思いますよね!というわけで富士山が見えて来るまでアイスを食べるのは我慢しましょう。
東海道新幹線では三島駅を過ぎたあたりから富士山が見え始めますが、一番富士山が大きく見えるのは新富士駅前後です。新富士駅あたりまでじっと待ちます。
なお、富士山は進行方向右側の車窓(D,E席側)から見えます。もしA,B,C席を取ってしまった場合は富士山とは反対側ですので席を立って車両間のデッキに出てドアの窓からシンカンセンスゴイカタイアイスと富士山の記念写真を撮る事をおすすめします。
シンカンセンスゴイカタイアイスのお味は?
さあ、新幹線は新富士駅にさしかかり、富士山が一番大きく見えるゾーンに入ってきました。
この頃にはシンカンセンスゴイカタイアイス購入から15分程度経過しており、スプーンもなんとか刺さるぐらいまで柔らかくなっております。
シンカンセンスゴイカタイアイスをぐりぐりとスプーンでえぐって食べながら、早速富士山と一緒に記念写真を撮りましょう。わたしはやりませんでしたが、自撮りにも最適な組み合わせですね!
iPhoneのカメラだとアイスか富士山、どちらか片方だけにしかピントを合わせる事が出来ませんでした。奥にぼんやり写っているのが富士山です。富士山はぼんやりでも綺麗ですね!(断言)なお、富士山とアイス両方にピントが合ってる写真を撮りたい方はなんかもっとすごい高いカメラとかを持って行ってガチで撮影してください。
写真撮影ばかりに夢中になってないでアイスもきちんと味わいましょう。正式名称「スジャータ ハイクオリティ アイスクリーム」はハイクオリティの名に恥じない濃厚なアイスです。個人的な感想ではハーゲンダッツのバニラアイスより更に濃厚だと感じました。生クリームと卵の味がしっかり効いています。
15分常温放置して柔らかくしてから食べると、口の中でひんやり溶けて行って心地よいです。ネタとしての側面だけじゃなく、きちんと美味しいアイスだからこんなにネットで人気が出ているんだな、と納得できる味でした。
おわりに
もはや新幹線に乗った時の「定番ネタ」となった感のあるシンカンセンスゴイカタイアイス、今回初挑戦しましたが本当にスゴイカタかったし溶けた後は美味しかったです。
これから新幹線に乗る予定がある方は是非シンカンセンスゴイカタイアイスと富士山を同じ写真に収めてみてください!